コーヒーが好きな方が自宅でさらにおいしく飲むために
コーヒー豆を挽いて淹れることの素晴らしさをお伝えしたいと
思い、今回の記事を書きました。
挽き方には大きく分けて、6種類程度に分類され
それぞれの淹れ方に合う挽き具合があります。
また、道具に関しても手動式・電動式があり
それぞれの特徴をお伝えします。
それぞれのメリット・デメリットもあるため
自分に合った挽き方を見つけていただきたいと思います。
それではコーヒー豆の挽き方について詳しく解説します。
・コーヒーの挽き方の種類
・各々の挽き方のメリット・デメリット
・道具について
この記事を読むことで日々のコーヒーの楽しみ方が変わると思います。
挽き方による違いを理解してコーヒーをより身近になっていただきたいです。
目次
極細挽き(エクストラファイン)
- 特徴: 粉砂糖のように非常に細かい
- 適用: トルココーヒー
- 良い点
- 非常に濃厚で強い風味を抽出できる。
- トルココーヒーのような独特な風味が楽しめる。
- 悪い点
- 抽出が難しく、専用の器具と技術が必要。
- 微粉が残りやすく、口当たりがザラザラする場合がある。
細挽き(ファイン)
- 特徴: 塩の粒程度
- 適用: エスプレッソ
- 良い点
- エスプレッソのように濃厚でコクのあるコーヒーが作れる。
- クレマ(エスプレッソの表面にできる泡)がしっかりと出る。
- 悪い点
- 抽出時間が短く、正確なタイミングを求められる。
- 適切に圧力をかけないと、抽出が不均一になることがある
中細挽き(メディアムファイン)
- 特徴: グラニュー糖くらいの細かさ
- 適用: エアロプレス、モカポット
- 良い点
- 多様な抽出方法に対応しやすい。
- エアロプレスやモカポットでバランスの良い風味が得られる。
- 悪い点
- 挽き具合の調整が微妙で、過抽出や不足抽出になりやすい。
中挽き(メディアム)
- 特徴: 砂糖の粒ほどの粗さ
- 適用: ドリップコーヒー(ペーパードリップ、ネルドリップ)、サイフォン
- 良い点
- 一般的なドリップコーヒーに適しており、広く利用されている。
- 抽出が比較的簡単で、家庭でも使いやすい。
- 悪い点
- 特別な濃厚さや独特な風味は出にくい。
- 一部の抽出方法では微粉が残ることがある。
中粗挽き(メディアムコース)
- 特徴: 粗塩ほどの粗さ
- 適用: フレンチプレス
- 良い点
- フレンチプレスで使用すると、しっかりとしたボディ感と風味が得られる。
- 抽出時間が長めでも、過抽出になりにくい。
- 悪い点
- 細かい挽き具合に比べて抽出が不均一になりやすい。
- フレンチプレス以外の方法では適さないことが多い。
粗挽き(コース)
- 特徴: 粗塩や砕いたパン粉程度
- 適用: コールドブリュー(水出しコーヒー)
- 良い点
- コールドブリューで使用すると、滑らかでマイルドな風味が得られる。
- 抽出時間が非常に長くても、苦味が出にくい。
- 悪い点
- 熱いお湯での抽出には向かず、味が薄くなりやすい。
- 濃厚な風味を好む場合には不向き。
コーヒーの挽き具合は抽出時間に大きく影響します。細かく挽いたコーヒーは表面積が大きくなるため、
抽出が早く進みます。逆に、粗く挽いたコーヒーは抽出がゆっくりと進みます。
適切な挽き具合を選ぶことで、コーヒーの風味を最大限に引き出すことができます。
コーヒーの挽き具合は抽出方法に応じて調整することが重要です。挽き具合が適切でないと、苦味や酸味が強く出すぎたり、逆に薄くなりすぎたりします。自分の好みや使用する器具に合わせて、最適な挽き具合を見つけることが、美味しいコーヒーを楽しむためのポイントです。
自宅用で使用するコーヒーを挽く道具で、特におすすめのものを以下にまとめます。
ハンドミル(手動ミル)
- 適した挽き具合: 粗挽きから中細挽きまで
- 利点: 手軽で静か、持ち運びが容易。電源が不要。
- おすすめ用途: フレンチプレス、ドリップコーヒー、ハンドドリップ
- おすすめ製品: ポーレックス、ハリオ
電動ミル(ブレードミル)
- 適した挽き具合: 中粗挽きから中挽きまで
- 利点: 短時間で大量の豆を挽ける。手軽に使用可能。
- 欠点: 粒度がやや不均一になることがある。
- おすすめ用途: ドリップコーヒー、ペーパードリップ
- おすすめ製品: カリタ ナイスカットG、ボンマック BM-250N
フラットバー式ミル
- 適した挽き具合: 中挽きから細挽きまで
- 利点: 均一な粒度で、精度の高い挽き具合が得られる。
- おすすめ用途: ペーパードリップ、エスプレッソ
- おすすめ製品: ブレヴィル スマートグラインダー、バリミューダ バリスタ
- 手軽でコストパフォーマンスが高い: ハンドミル(ポーレックス、ハリオ)
- 手軽に使えて品質が良い: 電動ミル(カリタ ナイスカットG)
- 均一な粒度を求めるなら: フラットバー式ミル(ブレヴィル スマートグラインダー)
これらの道具を使うことで、自宅でも美味しいコーヒーを手軽に楽しむことができます。あなたのニーズや予算に合わせて、最適な道具を選んでください。
私は最初にハンドミルを購入して使用しました。
自分の手で挽くことを実感し、その後に淹れたコーヒーはとてもおいしかったです。
しかし、毎回手で挽くとなると疲れてし毎面倒だとも感じてしまいました。(ただのズボラですが・・)
そこで、電動ミルを購入し使用したところ一瞬で挽けることに感動してしまい、普段使い
電動ミルになってしまいました。
手軽で安価でキャンプであったり屋外での使用をする際はハンドミルは適していると思いますので
私は使い分けをして利用しています。
今回はコーヒー豆の挽き方について説明させていただきました。
挽き方と淹れ方の相性があるため使い分けが必要になります。
挽くための道具は以下の道具があり
価格帯や挽き具合等によって選択していきましょう。
道具に関してはまず安価なハンドミルから購入してみて実際に挽いてみてその後の自分のスタイルに合わせていけば
いいと思います。
挽きたてのコーヒーは飲み口や香りが違うため味わってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。