コーヒーの淹れ方

今回はコーヒーに興味があり、自宅での淹れ方を
調べている方に伝えたいと思い記事を書きました。

淹れ方には様々の種類があり、それぞれの特徴をお伝えします。
私自身が経験したものは具体的に記載させていただき、それぞれのメリット・デメリットも盛り込みます。

私は、毎日飲むもの休日や特定の日に飲む際に淹れ方を変えてメリハリをつけることでより楽しむことができました。
それでは具体的なコーヒーの淹れ方について解説します。

今回伝えたいこと

・コーヒーの淹れ方の種類

・各淹れ方のメリット・デメリット

・淹れ方の使い分け

この記事を読むことで日々のコーヒーの楽しみ方が変わると思います。

淹れ方による違いを理解してコーヒーをより身近になっていただきたいです。

1 淹れ方の種類について
2 それぞれの淹れ方の良し悪し
3 私自身の考え
4 まとめ

淹れ方の種類について

コーヒーには様々な淹れ方があります。

ここでは私が淹れたことのある方法とその他の方法を説明します。

①ペーパードリップ式

ペーパードリップ式は、多くのコーヒー愛好家に愛されている抽出方法の一つです。
以下が基本的な概要になります。

1. 基本的な道具

ペーパーフィルター：使い捨ての紙フィルターで、コーヒー粉を通してお湯を注ぐことでコーヒーを抽出します。
ドリッパー：フィルターをセットする器具で、一般的には円錐形や台形の形状をしています。
コーヒーサーバーまたはカップ：抽出されたコーヒーを受ける容器です。
ケトル：お湯を注ぐためのやかん。細口のケトルが理想的です。

2. 基本的な手順

準備：
- ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、フィルターをお湯で軽く湿らせて
  紙の味を取り除きます。このお湯は捨てます。
コーヒー粉の量：
- 一般的にはコーヒー粉10グラムに対してお湯180mlが目安です。
  お好みによって調整してください。
コーヒー粉を入れる：
- 湿らせたフィルターにコーヒー粉を入れ、平らにならします。
蒸らし：
- まず少量のお湯をコーヒー粉全体に注ぎ、30秒ほど蒸らします。
  これにより、コーヒー粉が均一に膨らみ、コーヒーの成分がしっかりと抽出されやすくなります。
抽出：
- その後、円を描くようにお湯をゆっくりと注ぎます。お湯を一度にたくさん注ぎすぎず、
  何度かに分けて少量ずつ注ぐことがポイントです。
完了：
- すべてのお湯がドリッパーを通過したら、フィルターを取り外し、コーヒーが抽出完了です。

3. コツとポイント

お湯の温度：理想的な温度は92℃から96℃です。これより高温だと苦みが強くなり、低温だと味が薄くなります。
挽き方：中細挽きから中挽きが一般的ですが、味の調整により好みに合わせて変えてみてください。
注ぎ方：お湯を注ぐスピードや方法に注意することで、コーヒーの味が大きく変わります。

ペーパードリップ式は、シンプルな道具で手軽に本格的なコーヒーを楽しめる方法です。
いろいろな方法を試して、自分に最適な味わいを見つけてみてください。

②フレンチプレス式

フレンチプレスは、シンプルでありながら豊かな風味を楽しむことができるコーヒー抽出方法の一つです。
以下にフレンチプレス式の基本的な淹れ方を説明します。

1. 基本的な道具

フレンチプレス：ガラスまたはステンレス製の容器に、メッシュフィルターが付いた
　　　　　　　　プランジャーがセットされています。
コーヒー豆：中挽きから粗挽きのコーヒー豆を使用します。
ケトル：お湯を沸かすためのやかん。

2. 基本的な手順

準備：
- フレンチプレスとマグカップをお湯で温めておきます。このお湯は抽出前に捨てます。
コーヒー粉の量：
- フレンチプレスのサイズに応じてコーヒー粉の量を決めます。
  一般的には、コーヒー粉15グラムに対してお湯250mlが目安です。
  好みによって調整してください。
コーヒー粉を入れる：
- フレンチプレスに中挽きから粗挽きのコーヒー粉を入れます。
お湯を注ぐ：
- お湯の温度は92℃から96℃が理想的です。コーヒー粉の上に均等にお湯を注ぎます。
  最初に少量のお湯を注いで、30秒ほど蒸らします。
  これにより、コーヒー粉が均一に膨らみ、ガスが放出されます。
抽出：
- 残りのお湯をゆっくりと注ぎ、フレンチプレスの蓋を乗せますが、プランジャーはまだ押し下げません。
- 4分間放置して抽出します。
プランジャーを押し下げる：
- 4分経ったら、ゆっくりとプランジャーを押し下げます。押し下げる際に無理に力を
  入れないように注意してください。
サーブ：
- 抽出されたコーヒーをすぐにカップに注ぎます。フレンチプレスにコーヒーを
  長時間放置すると過抽出となり、苦味が強くなるため、できるだけ早くサーブしましょう。

3. コツとポイント

コーヒーの挽き具合：フレンチプレスでは中挽きから粗挽きのコーヒーが適しています。
　　　　　　　　　　細挽きはフィルターを通過しやすく、カップに粉が残ることがあります。
抽出時間：4分が基本ですが、好みによって3分半から4分半の間で調整してみてください。
サーブのタイミング：抽出後はすぐにサーブすることで、最適な風味を楽しめます。

フレンチプレスはシンプルでありながら、コーヒー本来の豊かな味わいを楽しむことができる方法です。
自分の好みに合わせて挽き具合や抽出時間を調整し、理想の一杯を見つけてみてください。

③サイフォン式

サイフォン式コーヒーは、独特の見た目と抽出方法でコーヒー愛好家に人気のある方法です。
この方法は、科学的なプロセスとデザイン要素を組み合わせたもので、
非常に美味しいコーヒーを抽出することができます。以下にサイフォン式コーヒーの基本的な淹れ方を説明します。

1. 基本的な道具

サイフォンコーヒーメーカー：ガラス製の上下2つの球体（フラスコ）からなる器具。
　　　　　　　　　　　　　　アルコールランプまたはガスバーナーも必要です。
コーヒー粉：中細挽きのコーヒー豆を使用します。
ケトル：お湯を沸かすためのやかん。

2. 基本的な手順

準備：
- サイフォンの下部フラスコに適量の水を入れます。一般的には一人分につき約240mlの水を使用します。
- フィルターをセットします。サイフォンの上部フラスコにフィルターを装着し、チェーンを下部フラスコの底に固定します。
お湯を沸かす：
- 下部フラスコに水を入れた状態で、アルコールランプまたはガスバーナーで加熱します。
  水が沸騰し始めると、水蒸気の圧力で水が上部フラスコに移動します。
コーヒー粉を入れる：
- 水がすべて上部フラスコに移動したら、適量のコーヒー粉を上部フラスコに入れます。
  コーヒー粉の量は、一般的に一人分につき約15グラムです。
- コーヒー粉とお湯をかき混ぜて、全体が均一になるようにします。
抽出：
- コーヒーを約1分間かき混ぜた後、さらに1分間放置して抽出します。全体で約2分間抽出します。
加熱を止める：
- アルコールランプまたはガスバーナーの火を消します。火を消すと、下部フラスコの温度が下がり、上部フラスコのコーヒーが下部フラスコに戻ります。この時、フィルターを通してコーヒーがろ過されます。
サーブ：
- コーヒーがすべて下部フラスコに戻ったら、上部フラスコを外し、コーヒーをカップに注ぎます。

3. コツとポイント

お湯の温度：抽出に使用するお湯の温度は、92℃から96℃が理想的です。水が上部フラスコに移動する前に、この温度に達していることを確認します。
挽き方：中細挽きのコーヒー粉が適しています。粗すぎると抽出が不十分になり、細かすぎるとフィルターが詰まる可能性があります。
かき混ぜ方：コーヒー粉を入れた後、均一にかき混ぜることで、コーヒーの成分がしっかりと抽出されます。

サイフォン式コーヒーは、見た目の美しさと科学的なプロセスを楽しみながら、
美味しいコーヒーを淹れることができる魅力的な方法です。
少しの手間をかけることで、特別な一杯を楽しむことができます。